LINEVOOMとは?
LINE VOOM(旧タイムライン)はLINEが提供する新しいコミュニケーションツールで、主に写真や動画、テキストメッセージをフォロワーと共有するために使われます。
LINEVOOMは広告費を使わずに友だち登録者数を増加させる方法として注目されています。
今回は、LINE VOOMについての基本的な知識や、それをマーケティングに活かす方法について解説します。
旧タイムラインと何が違う?
元々のタイムライン機能は、LINEの友だちとなったユーザーの投稿を閲覧するのが主な用途でした。
しかし、LINE VOOMの登場により、フォローしているアカウントの投稿だけでなく、フォローしていないけれどもLINEが推薦する動画も見られるようになりました。
これにより、単に友だち間の交流の場から一歩踏み出し、InstagramやTikTokのような、企業にとっての広告やブランド認知度を高めるためのプラットフォームへと変貌を遂げたのです。
LINEVOOMの機能は?
LINE公式アカウントのLINE VOOMはどんな機能なのかを見ていきましょう。
- 動画を中心に、テキストや写真も投稿ができる
- ユーザーは投稿に対して「いいね」やコメントをすることができる
- 外部への拡散性があり、LINE公式アカウントの友だちだけでなく、さらに広い範囲のユーザーにリーチすることができる
- 投稿は無料で行える
- 投稿を通じて収益を得ることが可能
ユーザーは投稿に対して「いいね」やコメントをすることができる
LINE VOOMを通じて、動画に「いいね」をつけたり、コメントを投稿して対話する機能があります。
これにより、ユーザーはLINE公式アカウントとより気軽に交流することができます。
さらに、ゲーミフィケーションの手法を取り入れた「ショート動画のゲーム化」により、ユーザーの参加を促進する戦略も展開されています。例えば、アンケートや〇〇診断などの人気のあるツールを動画コンテンツにすることで、ショート動画への反応を高め、LINE公式アカウントへの関心を深めることができます。
外部への拡散性があり、LINE公式アカウントの友だちだけでなく、さらに広い範囲のユーザーにリーチすることができる
LINE VOOMには「おすすめタブ」が設けられており、このセクションではLINEのアルゴリズムによって選ばれた動画が次々に表示されます。
LINEがあなたの動画を「高品質なコンテンツ」と評価すれば、VOOM上での拡散が促され、フォロワーだけでなく、さらに多くのユーザーへと情報を届けることができます。
投稿は無料で行える
LINE VOOMの使用には利用料金が発生しないため、情報発信が無料で行えます。
LINEの公式アカウントを使用する場合、無料プランでは月間のメッセージ送信数に制限があります。しかし、LINE VOOMを利用すると、そのような制限なく無制限にサービスを使用できます。
LINE公式アカウントで友だちになった顧客へのメッセージ送信は重要ですが、それだけでなくSNSのような情報発信を活用することで、新たな潜在顧客の獲得に繋がる可能性があります。
投稿を通じて収益を得ることが可能
LINE VOOMでは、YouTubeと同様に、再生回数に基づく収益化が可能です。
ただし、収益化を目指すアカウントには特定の条件が設けられています。
これには、まずLINEの公式アカウントである必要があります。加えて、フォロワー数が少なくとも500人以上、そして最近の動画の累計再生時間が50時間以上である必要があります。
また、2023年11月20日に発表されたLINE VOOM Creator Program(LVCP)に参加することで収益が得られます。
LINE VOOM Creator Programに参加するためには、LINE VOOMパートナーを介して審査を受ける必要があるので注意が必要です。
引用:VOOM投稿で報酬を得られる!「LINE VOOM Creator Program」に参加して、投稿した動画を収益化しよう!
「友だち」と「フォロワー」の違い
フォロワーはLINE公式アカウントの友だちにはなっていないが、タイムラインのみを閲覧することができるユーザーです。
LINE VOOMでフォローしても、それはLINEの友だちリストには反映されないため、直接的な友だち関係が形成されるわけではありません。
したがって、企業がフォローされたからといって、そのユーザーに対してLINEメッセージを送信することはできませんので、この点には注意が必要です。
LINEVOOMの投稿方法(PC)
LINE公式アカウントの管理画面にログインし、「LINE VOOM」タブをクリックします。
「LINE VOOM」タブを開き「投稿を作成」から、「動画」もしくは「写真・テキスト」をクリックします。
動画投稿の場合、動画をアップロードしテキストやハッシュタグを入力します。
該当するカテゴリーを選択し「投稿時間」「ほかのユーザーによるダウンロードの許可」を設定し投稿します。
設定のポイント
コメントの可否、スパムワードなどの設定が必要な場合は設定しましょう。
コメント→設定をクリックすると設定画面に遷移します。
まとめ
友だち登録されていないユーザーにもコストをかけずにリーチできる点は、LINEのタイムラインと変わらないため、特に動画コンテンツを得意とするアカウントにとって、LINE VOOMの利用は魅力的な選択肢です。
InstagramやTikTokで既にコンテンツを配信している場合、LINE VOOMの活用も考慮してみる価値があります。このプラットフォームはショート動画に特化しており、既存のコンテンツを利用しつつ、追加の工数を最小限に抑えながら無料で情報発信が可能です。
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